未来の自分が、既に存在している・・・。
にわかには信じられない話。
信じるか信じないかは、あなたの自由。
ただひとつ言えるのは、これが本当にあった出来事ということ。
不思議な写真を見ました。
今まで様々な写真を見てきましたが、その写真くらい不思議なものには、後にも先にも出会った事がありません。
10年以上経った今でも忘れられないそれを、ここにコラムとして書き残しておこうと思います。
未来の自分がすでに存在している。
そんな事、普通は信じられないですよね。しかし、完全に否定出来ない写真を私は見たのです。
「不思議な写真があるので見てもらえませんか?」
目の前の20歳代の女性がそう言って、バッグから一枚の写真を取り出しました。
場所は原宿の占い館。私はデビューしたての新人占い師で、そこで鑑定を行っている時の事でした。
そのお客の女性は小柄な方で、ボブヘアに黒いふちのメガネをかけていました。
写真は変色していて、一目でとても古いものと分かるほど。若い女性と、その腕に抱かれた赤ちゃんが写っている幸せ一杯の写真。
赤ちゃんは目の前にいるお客の女性で、赤ちゃんを抱いているのはその母親とのことでした。
「ここを見て下さい」
彼女は、写真の赤ちゃんの左肩を指差しました。
見ると、そこにはもう一つの顔が、誰が見ても分かるくらいはっきりと写っていました。
それもカラーで。
丸い鏡に映るように顔だけが写っている。それをじっくり見ているうち、ある事に気付きました。20歳位の女性、ボブヘア、個性的な黒いふちのメガネ・・・。
そう、それは今目の前にいるお客の女性の顔。
(混乱してきた)
写真を彼女の顔の横に並べて見ても、やはりよく似ています。生まれたばかりの自分の写真に、20年後の自分の顔が写っている・・・。
あれは一体、何だったのでしょうか。
彼女の顔も写真も未だに忘れられない、不思議な体験でした。
生まれたばかりの赤ちゃんを見ながら、その子が将来どんな顔になるか想像を巡らせた事があるでしょう。
そんな時、実は違う次元ではもう未来の姿が出来上がっていて、特殊なレンズを通せば赤ちゃんの後ろにそれが浮かんで見えている・・・かもしれません。
この仕事をしていると不思議な写真を見る機会が多くなりますが、“本当に不思議な写真”というのはかなり少ないのが現状です。
光の加減、手ぶれ、壁のシミなど、言われてみれば不思議に見えなくもないものが写ったというだけで、殆どは不思議写真とはいえないものです。
また、デジタルカメラやデジタルムービーの画像が鮮明になるにつれ、世界的に“オーブ”と呼ばれる白っぽい無数の発光体が写った画像が知られるようになりました。私もそんな写真をお客様からたくさん見せて頂きましたが、それらの“オーブ”もあまりに量が多いのです。暗い部屋の中に舞う細かなホコリが太陽光線に反射しているように多過ぎるのです。
これについては、カメラメーカーも公式HPではっきり塵だと説明していますので、そのようなものが写っていても何ら怖い事はありませんのでご安心下さい。
ちなみに、私はデジタルカメラが普及する以前に、“オーブが写っている”とされる写真を目にした事はありません。画質が鮮明になった事でオーブというものも話題になったのではと思います。
もしも不思議写真が好きで、そういう写真を見つけてみたいという方にひとつの可能性をお教えします。
撮った写真をプリントする時、殆どの人は写真屋さんに任せると思います。しかし、写真屋さんは不思議写真を見つけるとプリントしない事があるようです。
これは写真業界に確認した事ではないのですが、私は次のような経験をしました。自分で撮った写真をお店へ受け取りに行った時の事です。
後から入って来たお客さんが「これ、変なもの写っているから処分して」と受付に写真を渡していました。受付の方は慣れた感じでしたが申し訳なさそうに受け取っていました。
私はその写真を心底見たかったのですが、やり取りが素早く行われたため見る事は叶いませんでした。
その事から、不思議写真は不吉なものとして煙たがられるので、お店側も最初から省くようにしているのではと思いました。
ご自宅に現像もしてないフィルムがあるなら、全部プリントするよう写真屋さんに頼んでみて下さい。不思議写真を見つける事が出来るかもしれません。
現に私は、その方法でハッキリとしたものを数枚見つけました。
引き出しの奥に眠っているフィルムの中から、未来の自分が写った写真が現れるかもしれませんね。
*不思議写真の処分方法
もしも不安を覚える不思議写真を見つけ、処分に困ってしまった時は、下手にいろんな事をせず近くの神社で御焚きあげをしてもらって下さい。その方が安心です。