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| 何も見えない感じない人たちからみれば、未知なる力の持ち主、霊能師。初めて見えたのはいつ?そのそも霊能力って?誰もがいだく疑問に答えていただくことで、その神秘的な力を大解剖!! 第二回目はスピリチュアルタロットメッセージの円 聖修先生です。 |
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| MITANA編集部(以下M)初めて力を実感したのはいつですか? 円先生(以下E)小さい頃から、怖がりでした。 いつもたくさんの目玉から見られているような感じがしていて、自分の想像だと思っていたので、自分の想像力がいやだな、怖いな、と思っていました。 今思えば霊感だったのでしょうが。 小さい頃からそんな感じで、自分の想像力に恐怖を感じていたのですが、高校二年生の時、身内の死に始まり、自分の身にもショッキングな出来事が重なり、神経がまいってしまい家に引きこもるようになってしまいました。 電話やドアの音でもびくっとするようになってしまい、外に出られなくなってしまって…。 その時、姉の薦めで聖書を初めて読んでとても感銘を受けたのです。 それまでは怖がりだし、神様とか霊的なものは信じていませんでした。 M では先生はその時点でも、ご自分の想像力は、あくまでも“霊感”だとは思ってらっしゃらなかったんですね。 E はい。 聖書を読み始めて、神というものを素直に受け入れるようになって、段々、外に出て行こうかなという気持ちになってきました。 そうやって久しぶりに学校にいったときに、今仲少年(仮名)と山田(仮名)くんに出会ったのです。 今仲少年は授業中に突然白目をむいて倒れ |
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| たりするほど霊感の強い子で皆から敬遠され、孤立している子でした。 そして、山田くんは幼い頃からそういう力はあったのですが、今仲少年と出会ったことでそれが霊能力であることを知り、それからは常に彼と一緒にいるようになった子です。 私も孤独だったので、分かり合えるかと思い友達になったのです。 それからはいつも三人で自分達の霊能力を試したりして遊ぶようになりました。(この時のエピソードはマンガで紹介☆) その高校二年生の頃から、感受性が強くなってきまして、島(地元)の言葉でいうと“神がかり”がきつくなってきて、気を失うようなことが多くなってきたのです。 M 神がかりというのは? E これは、島では神さまからシャーマンとして目覚めよというサインと言われています。 早く気付いて認めないと、精神に破綻をきたしてしまう人もいるのです。 M なるほど…。その力を否定したい人にとっては、いつまでも怖い現象をみたりそれに襲われ続けているだけで、そのうち精神的に参ってしまうのでしょうね…。 E 私は祖母がシャーマンに詳しかったので、祖母についてもらい、島のシャーマンの判事のところにいきました。 島では昔からすすきをアンテナとして神が人間を動かすといわれておりまして、すすきを持たされ、昔からのシャーマニズムの歌を方言で歌われました。 そうしたら、わーっと体が震えてきたんで |
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| す。 M それは神様が降りてくるかどうかというテストなのですか? E シャーマンとしての素質を見極める儀式といった感じです。 私の場合、降りてくるというよりも自分のなかから起き上がると言う感じでした。 気付くとたいこに合わせて踊り出していたのです。 自分の中の何かが大喜びしていました。 その踊り方を見て、シャーマンは判断するのです。 祭りで他のシャーマンが踊っているのを見たりしても、その踊りは大体同じなんですよ。 M どういう踊りなんですか? E 基本的な動作はススキをまわすのです。 一律して同じ方向にまわすのですが、方向は教えられないんですよ。 高校二年生の時に集中してこういったことが起こりました。 M ちなみにシャーマンというのはどういう存在なのですか? 島の言い伝えでは神のような存在でした。 M 判事にあなたはシャーマンですよ、と判定されたら、シャーマンとして、祭りや催し物の際に活動しなければいけないのですか? E シャーマンでも、どういう役割が与えられているかどうかまでは、本人にもすぐにはわからないのです。 |
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| 本人がその道に入って探していくしかないのです。 霊感はあってもそれをコントロールする能力は与えられているのか?人の相談を聞く悩みを解決する能力は与えられているのか?ということです。 M それを職業にしていく、というのは、そのシャーマンの判事が決めるのですか? E それは自然の流れです。 つまり、シャーマンになったことを周りの人が知り、相談にやってくる。それでご相談を解決したことを聞き及んだ人がまたやってくる。 M つまり口コミですね。 なるほど…、そうやって力のある人は相談者が増えていって、職業としてやっていくことができるようになる、ということですね E それから、高校卒業と同時に東京に出てきたのですが、その時はミュージシャンになろうと考えていたんです。 その時点では自分がこういうことを職業にするとは思っていなかったし、またこの能力でお金をもらってはいけないと考えていたんです。 無償で聞いたりはもちろんしていたんですけどね。 ある日、アルバイト先に友人が、有名なタロ |
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| ット占い師の先生を連れてきたんです。 それで、ひょんなことから、その先生が経営してらっしゃった占い店のスタッフとして手伝いをすることになったんです。 僕は占い師さんたちが占っているところを、横で霊感で見たりしてました(笑)、そのうちお店に僕のファンの子たちがお客さんとしてくるようになってきたのを見たオーナーから、僕も占い師としてデビューするようにすすめられまして。様々な人の悩んでいる姿を見ていてシャーマンとしての血が騒いでいたのも確かでした。 だけど、僕に霊能力があることを知ったそのオーナーに、ある日突然くびにされてしまったのです。 それまで、そんなことをされたことがなかったから、僕も感情的になりまして…その頃自分ひとりの楽しみとして、交信していた5人くらいのきれいな聖霊たちがいたのですが、その人たちに怒りをぶちまけたんです。 “なんで、自分だけこんな目に遭わなければいけないんだ!あなたたちに本当に力があるんだったら、今すぐ自分を占い師としてデビューさせてくれ、もしそうさせてくれなかったら、あなたたちとは金輪際交信しない”その日、帰宅しますと、知り合いから“原宿でこれから占いの館を開くっていう人がいて、占い師を募集していたから、あなたもいかない?”という連絡が入ったんです。 |
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| 最初のうちは、タロット占い師といってもカードの意味ややり方があまりわからなかったのですが、それは霊感で補ってやっていました(笑)。 そのうちタロット占い自体も理解していくことができました。 その時に知り合った占い師の前世を見てあげたら、驚くほど現世の彼女と通ずる部分がありまして、それに感激した彼女が僕にお金をくれたんです。 僕は霊能力でお金はもらえない、と断ったのですが、あなたの力はそれだけの価値がある、そしてより多くの人のためにその力を使っていくべきだと彼女に説得され、それが霊能力者としてお金をもらった最初です。それが24歳の時です。 M タロット占い師になられたのは偶然で、シャーマンとしての活動とは別なのですね。 そして28歳の時に、正式にシャーマンの伝統を受け継ぎ、シャーマンの道を歩んでいくという決意をし約束の儀式を受けることにしました。 その儀式はシャーマンの聖地で行われます。 なのでまずは、聖地を見つけなければならないのです。 M キリスト教でいえばイェルサレムの様に聖地は決まっているのではないのですか? E 聖地はシャーマン全員に共通のものではなく、それぞれに、自分の聖地があるのです。自然のなかにあり、一般の人にはわからないような場所です。 |
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| M それではどうやってまったくの自然の中から、自分の聖地を見つけるんですか? E 自分を認めてくれた判事のシャーマンは親神となり、霊的な親子関係となります。 その親神が教えてくれる場合もありますが、私の親神は高齢だったため、私は自分でさがさなければいけなくなりました。 海(海神を拝む)と川(水神を拝む)それぞれで見つけます。 M なぜ、海と川なのでしょうか? E 古代シャーマンの教えでは水そのものが神で、海の水が太陽に照らされ水蒸気となり天に昇り、雨となり川となるという自然のサイクルと同調するという意味と、海から全ての生命が誕生してきたという考え方なのです。 僕は、まず最初に僕の生まれた場所がある市内を流れる川の、シャーマンたちが集まると言われている場所に行ってみたのですが、面白いのは、その場所にたつと風を感じるんです。 実際の風というよりも、風圧というのでしょうか。そして頭の中に「違う、違う、」と声が聞こえたんです。 それで、別の場所を探してみる事にしました。 何度も夢に出てくる場所がありまして。本家の近くの海でした。 あまり行ったこともなかったのに、着いたとたん“ここだ”とわかったのです。 不思議なことに曇っていたんだけど僕が |
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そこでお祈りを始めたら、雲の隙間から光が差し出しました。海が見つかったら、川はその近くの川であることが多いのですがただ、僕は滝だとずっと思っていたんです。 でも、何人かに聞いても、滝なんかないと言われまして。 おかしいな…と思いましたが、夕方になってしまったので帰ろうとしていた時です。 近所に住む地元のおばあちゃんが、「この村の最後のシャーマンが聖地としていたところが、滝だった」とおしえてくれたのです。 で、ちょろちょろっと流れている川をずーっとあがっていったら、滝があったのです。 上り坂なのに、下り坂のように背中が押さ |
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れ、大きな岩などがある中を、体が凄い勢いで走っていってしまうのです。すると、茂みのなかから突然光のすじのように岩肌が見えてきて、そこに衝突するかのように、岩肌に抱きついていました。 その瞬間、自分の中の何かが弾けるようにぐわーっと涙が出てきて、オオカミの遠吠えのように大声で泣いてしまいました。 私の声はしばらくこだましてました。 その間中、頭の中で、「ここだ、ここだ、ここだ」という男の人の声がずっと鳴り響いていました。 正しい自分の聖地だと、その場所で水が飲めるので、浴びるように飲みました。 |
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| 聖地が見つかると、引き続いて良い日柄を選び海の満ち始めの時間に合わせて、シャーマンとして認定する儀式を行います。 M その儀式には具体的にどのような意味があるのですか? E 海の神様に挨拶して道を開いていただき、川の神様と神人合一して、神の道へ踏 み出すというくぎりとでもいいましょうか。 儀式の当日は、親神様や他のシャーマンと海の聖地に向かい、お供えものをします。 そこで、海神さまに捧げる祝詞が始まったとたん、私の体は自然に踊り始めました。 神様が起き上がってきたのです。 そしてその海の水で体を清め、今度はその足で、川の聖地に向かいました。 再びお供え物をし、水神様への祝詞が始まりました。 ススキを持った両手が震え始め意識がとおくなり、体全体が燃えるように暑くなり、気付けば踊りながら山中にひびきわたる大声で祝詞を叫んでいました。 そして最後は自宅で、お供えものに関する様々な儀式を済ませ、太鼓に合わせ祝詞をあげながら、神様への舞をささげ儀式終了となりました。 M ……ほぉ…、あらためて伺いましたが、とても荘厳ですね。 私は、特に伝統行事もないような場所に生まれ育っているので、その土地ならではのお祭りごとには、えもいわれぬ神秘的な力を感 |
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| じます。 それから霊能師としての活動を始められたのですか? E すでに、東京で霊能師として活動は始めていましたが、自分の指針がよりはっきりと定まったという感じです。現在はタロット占い師としての活動と同時に、シャーマンとして霊能力でご相談にのることも行っております。 また、御祭りや新シャーマンの育成、文化継承に努めています。 霊能者のなかでもシャーマンという存在がとりわけ神秘的なのは、土着性が非常に強いことも一因なのでしょうか。 それにしても”神がかり”という神様からのサインに始まり、約束としての儀式まで?−−−うかがえばうかがうほど高まる円氏の霊妙さ……。そんな円氏の高校時代の最恐エピソードはマンガでお楽しみください。 |